オマーン滞在案内

令和7年4月24日
オマーン基礎情報

(ア)正式国名
和文:オマーン国
英文:Sultanate of Oman
 
(イ)国家元首
名前:ハイサム・ビン・ターリク国王陛下(2020年1月11日即位)
肩書:オマーン国国王
Name:His Majesty Sultan Haitham bin Tarik
Title:Sultan of Oman
 
(ウ)政府
閣僚評議会メンバー(2022年7月現在)
諮問議会(民選)/国家評議会(勅撰)
 
(エ)位置
アラビア半島東南端,北緯16度~26度,東経51度~59度に位置するオマーンは,陸上ではアラブ首長国連邦,サウジアラビア,イエメンと国境を接し,ホルムズ海峡を挟みイランと向かい合っています。
 
(オ)面積
約30万9千500平方キロメートル(日本の約4分の3)
 
(カ)地勢
 人口の大半は,北東部の幅10キロ,長さ300キロに及ぶバーティナ海岸と,オマーン湾に沿って走る標高2,500mを越える山々をもつハジャル山脈の周辺地域に集中しています。
 この地域は,海から来た湿気が山脈にあたって、雨を降らすことにより若干の降雨があり,天水,井戸水及びファラジュと呼ばれる灌漑システムによる農業の適地です。また,南部のドファール地方もカラー山脈の南側にはわずかながら耕作地帯があります。
 国土全体の約3%が平野部で,約15%が山岳部,この両地域を除いた残り約82%は不毛の砂漠及び土漠です。なお,アラブ首長国連邦内にある飛び地のムサンダム半島は,ほとんどが山岳地帯になっています。

(キ)気候
 マスカット及び北のバーティナ海岸地方の気候は,夏は高温多湿であり,雨は冬季に少量降るに過ぎません。4月から10月までが夏季で,特に5月から8月にかけては,一日の最高気温が40度~50度以上(マスカット近辺、以下同じ),最低気温が30度以上という酷暑が続きます。湿度は6月~9月が高く,平均80%以上にも達します。
 12月から2月までは快適な季節で,一日の気温は10度台から30度程度までの間を推移します。
 内陸部では,夏の気温はこれより高く,冬の気温は若干低くなり,総じて湿気は少ないといえます。雨量も少ないものの,ハジャル山地では,冬季及び夏季にかなり頻繁に降雨があります。
 南部ドファール地方の気候は,いわゆるモンスーン気候で,6月から9月まで雨季に入り,湿度は高いですが,気温は最高30度程度とオマーンの他の地域に比べ低いです。乾季には湿度が下がり,気温も雨季の前後は若干上がりますが,冬は低くなります。
 
(ク)人口
約461万人(うちオマーン人人口約254万人)(19年現在)
 
(ケ)住民
国民の大部分はアラブ系住民。その他東アフリカ系、インド系、パキスタン系、イラン系オマーン人がいます。
 
(コ)外国人
インド人,バングラデシュ人,パキスタン人,フィリピン人,エジプト人,英国人が多く,総人口の内外国人居住者数は約207万人(19年現在)で,全人口の約45%を占めます。
 
(サ)年人口増加率
約1.01%(18年)
 
(シ)平均寿命
78.1才(18年)
 
(ス)言語
アラビア語(公用語)のほか,英語もかなり通用します。歴史的背景から,アフリカ系のスワヒリ語やパキスタン系のバルーチー語等を話すオマーン人もいます。クムザーリー語(ムサンダム県)やジャッバーリー語(ドファール県)など多くの少数言語を国内に抱え,GCC諸国において最も言語多様性に富む国となっています。また,外国人労働者のコミュニティーでは彼らの母語も盛んに使われています。
 
(セ)国民性
 オマーンは,古くから海洋国家として繁栄し,かつて海外植民地を経営していた歴史の影響もあり,大国の遺風を色濃く受け継いでいます。このため,アラブ世界の中でも,相対的に性格は鷹揚かつ穏健であり,外部世界を知っているため進取の気性に富み,異文化に対してかなり寛容とされています。
 しかしながら,内陸部では保守的な傾向の強い地域もあり,また,このような伝統を背景として,オマーン人は,自国の歴史と文化にきわめて高いプライドを持っています。
 対日的には,概して親日的です。
 
(ソ)国旗
 1970年に制定。白・赤・緑の3色から成り国章が付記されています。白色は平和と繁栄への決意,赤色は外国勢力と戦ってきたオマーンの戦い(1970年以前の国旗は赤一色),緑色は肥沃なオマーンの大地を表わしています。
 なお,1995年11月1日より,上記3色の部分の幅を均等にするとの部分的変更がなされました。国旗左隅に付記されている国章は,当国の伝統的武器である長剣と短剣(ハンジャル)を組み合わせたもので,同国章は18世紀中頃から使用されています。
 
(タ)国歌
「アル・サラーム・アル・スルターニー」
 西洋風の旋律にアラビア語の歌詞が乗せられています。現在の歌詞はハイサム国王の即位後に定められたもので,その内容は,歴史あるアラブ・イスラーム国家としての誇りを胸に,幸福と繁栄を願う国王賛歌となっています。
 

オマーンの歴史

 オマーンの歴史は古く,例えばマスカットには石器時代から人間が生活していたと考えられていますが,比較的はっきりした事実を辿ることのできるのは紀元前2世紀くらいからです。
 この頃から,オマーンの地に西のイエメン地方と北のアラビア半島北部から,アラブ人の移動・定住が行われました。オマーンのアラブ人は,西暦7世紀にイスラームに改宗し,当時影響力を及ぼしていたペルシャ人勢力を追放しました。
 またオマーンでは,イスラームの各宗派のうち,血統による指導者の交代を認めず,選挙により指導者を選出するイバード派が勢力を伸ばし,同派は,現在オマーンの主要宗派となっています。
 8世紀には,イマームと呼ばれる宗教的指導者が選ばれて,中世にはアラビア湾地方随一の港と称せられたソハールの港を拠点としてインド西海岸やアフリカ東海岸との交易が盛んに行われ,各地(特にアフリカ東海岸)にオマーン人の植民地が建設され,第一次の隆盛期を迎えました。
 9世紀には,ソハールから中国の広東までの航海の記録が残っているほか,千夜一夜物語に登場する船乗りシンドバッドは,ソハールから度重なる航海に船出したと伝えられています。
 その後,ペルシャやポルトガルの支配下に入りますが,17世紀に,オマーン内陸部のヤアルブ朝がポルトガルを駆逐し,オマーン全土を回復しました。
 現在オマーンを統治しているブーサイード朝は,18世紀半ばに興った王朝です。オマーンに侵入していたペルシャ軍を追い払い,新たに現在パキスタンのグワダル(Gwadar)を版図に加えました。19世紀前半のサイード大王(1807~1856)は,スルタンを名乗り,自ら艦隊をひきいてアフリカ東海岸に赴く等の積極的国家経営を行い,オマーンは第二の隆盛期を迎えました。
 その後,オマーン国内で反乱が発生するなど不安定な時代に入りますが,1970年に即位したカブース前国王はこれらの問題を巧みに解決し,石油収入を基にした目ざましい経済発展と,社会のあらゆる側面の飛躍的な現代化「ルネッサンス」を実現しました。対外的には,善隣外交・内政不干渉を軸とした独特の全方位外交を展開しました。

 2020年1月に前国王の崩御に伴い即位したハイサム国王も,前国王の方針を踏襲し,教育・雇用・イノベーションに重点をおきつつ,さらなる国の発展を目指すとしています。
 
査証(ビザ)の取得(2025年2月現在)

1 短期滞在(観光等)
日本国籍者が、オマーンに入国・滞在するには査証(ビザ)が必要です。ただし、14日間までの観光等を目的とした短期滞在の場合、査証は免除されています。
入国審査にあたっては、6か月以上の残存有効期間を有する旅券、復路航空券、ホテル予約確認書を所持している必要があります。
なお、無査証で入国した場合、滞在期間の延長や他の査証カテゴリーへの変更はできません。滞在期間を超えた場合には、罰金が科せられることとなりますのでご注意ください。
詳細につきましては、オマーン外務省ウェブサイト(https://fm.gov.om/visitors/entry-visas/ )をご確認ください。
 
2 中・長期滞在
(1)日本国籍者が、15日以上の中・長期滞在でオマーンに入国・滞在するためには、事前にe-Visa(オンライン査証)を取得する必要があります。
(2)従来のオンアライバル査証(オマーン到着時に空港で取得できる査証)の取得は、当面可能ですが、入国手続に相当な時間を要する可能性も排除できませんので、ご注意ください。
(3)2025年2月現在、査証料は以下のとおりです。
○ 30日間有効一次査証:20オマーン・リアル
○ 1年間有効数次査証(滞在期間30日間):50オマーン・リアル
(4)外交・公用・特別・サービス旅券の所持者に対しては、査証は免除されています。ただし、右旅券にて、外交・公用目的以外で入国する場合は、90日以内の滞在の場合、査証免除となります。

査証の有無にかかわらず、オマーンは緊急旅券での入国を認めていませんので、ご注意ください。


そのほかビザに関する最新情報,種類などの詳しい情報は,在京オマーン大使館にご確認ください。

在京オマーン国大使館

東京都渋谷区広尾4-2-17

電話:03-5468-1088

 

長期滞在のための手続き
 

オマーンへの赴任が決まった方はこちら
 

1 在留届(オンラインによる届出)
 外国に住所又は居住を定めて3ヶ月以上滞在する日本人は、旅券法第16条により、その地を管轄する日本国大使館・総領事館に在留届を速やかに提出するよう義務づけられています。
現地に到着し、住所又は居所が決まりましたら、在留届をオンライン在留届(ORRネット)こちらによりご提出ください。在留届は出国90日前から届出も可能で、現地到着後、住所及び電話番号が決まりましたらORRネットを通じて登録することで、正式届出もできます。在留届のご提出後、転居など記載事項に変更があった場合、日本に帰国、或いはオマーンから他国へ転出される場合には、ORRネットで届出を行ってください。

 在留届を書面でご提出されている方に限り、変更届こちら、帰国・転出届こちら、を当館までご提出ください。
 

2 在外選挙(こちら

3 オマーンで運転するには
 オマーン国内で日本人が車両を運転するには、当国で有効な運転免許証が必要となりますが、在住者か、一時滞在者かによって、必要な手続きが変わってきます。
オマーン
在住者               
(1)有効な日本の運転免許証を所持している方
 オマーンの運転免許証を取得するには、オマーンのレジデントIDが発行されている他、当地での路上試験に合格することが必要です。なお、路上試験資格を取得するには、日本の運転免許証を取得してから、1年以上経過していることが条件ですので、ご注意ください。
ア 市中の眼鏡店で視力検査を受ける(有料)。
イ オマーン王立警察(ROP)のモバイルアプリで「Electronic Learner Driving Permit」申請、もしくは最寄りのSanad Service Center で紙媒体による申請(有料)を行う。
ウ 当館にて、日本の運転免許証の翻訳証明を申請し、交付を受ける(こちら)。
エ 路上教習のための個人インストラクターを雇い、必要な教習を受ける(有料)。
オ 必要な教習実施後、空港近くのROPのDriving License Deptにて、以下の試験を受講(所要時間20分程度)。また試験の前後いずれかに、当館から交付された運転免許証翻訳証明を提出し、一次試験の免除申請を行う。
 (ア)標識試験(筆記試験)
 (イ)シミュレーターによる運転試験
カ 再度路上教習後、インストラクターとともにROPアプリ内で路上試験申請を行い、路上試験受験(試験申請、受験ともに有料)。
キ 路上試験合格後、ROP Driving License Deptにて、運転免許証の発行を受ける(有料)。
※ROP関連の有料申請には、当地発行のクレジットカードが必要です。

(2)有効な日本の運転免許証を所持していない方
  オマーンの運転免許試験を受ける必要があります。
旅行者、
一時滞在者                          
外国人の旅行者等、一時滞在者の方については、本国で有効な運転免許証(マイナ免許証は利用不可のため従来の運転免許証)並びに有効な国際免許証が、オマーン国内においても、入国後3ヶ月間は有効な免許証として扱われます。当地の規則上、日本の運転免許証のみで運転が可能となっているものの、日本の運転免許証は日本語でしか記載されていないため、レンタカー会社によっては貸出しをしないケースがありますので、国際免許証、もしくは大使館で交付している翻訳証明を携行することをお勧めします。証明については、こちらをご参照ください。

◆ラウンドアバウトの通過方法についてはこちら(PDF)
 

4 その他(旅券、各種証明等)その他領事関連手続きについては、こちら

海外在住者と日本の医療保険、年金:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/kaigai/nenkin_hoken/index.html
 
交通事情
 

1 交通手段等

 オマーン国内の移動は、車両が最も一般的です。公共交通機関は、都市間の長距離バス及びマスカット近傍を走るMwasalatバスが運行しています。その他、市内で利用可能な交通機関は、タクシーか、所定の区間を走る乗り合いタクシー(ワゴン車)となります。
 タクシーはオレンジ色と白色のツートンカラーの車体で(青色と白色の車体もあり)、メーター制であり、OTAXI等の配車アプリを利用することも可能です。ただしマスカット以外の地方では、この限りではなく、乗車前に料金交渉を必要とする場合も少なくなく、またマスカット含め観光地ではメーター制を偽って高額の料金を提示するタクシーも存在します。タクシーではクレジットカードが使える場合が多いですが、現金しか使えない場合もあるため、乗車前に確認が必要です。
 
 道路交通環境について言えば、都市部の道路や主要幹線道路は街灯も設置されているなど整備されており、保守・管理も行き届いていますが、地方の整備は遅れています。
 また、都市間の移動など長距離の運転(特に夜間)は、街灯設備の未設置、道路を横断する家畜、速度超過の車両が多いなどの理由により、危険を伴います。
 レンタカーを借りる場合、盗難や破損に対して充分な保険を掛けるよう求められます。車を所有する際には、少なくとも第三者保険に加入する必要があります。
 また、車で国外(ドバイ等)へ出る場合には、国外でも有効な保険に一時的に加入することが求められる他、レンタカーの場合は貸主からの国外運転許可の取得が求められます。

 

2 交通事故概況

 当地では人口10万人当たりの交通事故による死者の割合は、日本の約6倍と高い数値となっており、主要な事故原因には、速度超過と無謀運転が挙げられています。当地の治安当局では、死亡事故の主要な原因と考えられている 【信号無視】【速度超過】【飲酒運転】に対しては、身柄を拘束するなど厳しい取り締まりを行っています(※警察官の指示に従わない場合も即刻身柄を拘束されるので、停止を求められた場合は素直に従い、冷静な対応を心がけてください。)。
 他にも交通をめぐる環境については慢性的な交通渋滞と未熟な運転技術、交通法規の遵守及び運転マナーの不徹底など、事故要因に直接あるいは間接的に結びつく要素が多く、当地での運転歴が浅く不慣れな場合や、夜間の運転には特に注意を要します。
 車を運転する際は、シートベルトを着用し、速度制限を遵守して安全確認を徹底することが事故防止につながります。

 
安全対策
 

1 治安概況

 政情が安定している上、治安維持の各種施策が末端まで行き届いていることなどから、中東地域では稀に見る良好な治安状態にありますが、他国と同様、一般犯罪は日常的に発生しています。
 特に外国人労働者や低所得者層が多く居住する地区、酒類を提供するホテルや飲食店、夜間、週末の大型ショッピングセンター周辺や若者がたむろする海岸線沿いの公園等では、トラブルに巻き込まれる可能性がありますので注意が必要です。

 

2 犯罪統計と犯罪の態様

 窃盗や傷害事案といった一般犯罪のほか、殺人、強盗事件や誘拐事件といった凶悪な犯罪も一定程度発生しており、特に、外国人労働者が多く居住する地域における夜間の移動時は注意を要します。近年、薬物の使用・売買と売春が深刻な問題となっており、治安当局は関係機関と連携して、違法行為の摘発とともに、薬物中毒者に対する各種支援活動を積極的に行っています。
 

3 当地の特殊事情

 当地の宗教、慣習、文化を善く理解し、これに適合した服装、振る舞いが肝要です。特に郊外、自然保護区、文化遺産、宗教施設等を訪れる際は、男女ともに膝及び肩を覆う控えめな服装が求められ、違反者には罰金刑・懲役刑が科される可能性がありますので、注意が必要です。
 また、当地では宗教上の制約から娯楽が限られていることや、特にアジア系女性に対する偏見等が理由となって、性犯罪の被害に遭う女性が少なくないと言われており、夜間の女性の一人歩きは避けた方が無難です。
 過去に、当地を単独で旅行中の日本人女性が、ナハル(マスカットから116km離れた村)で流しのタクシーを拾ってルスタックに向かう途中、運転手から性的関係を求められたという事案もありました。また、タクシーを利用した他の日本人女性より、運転手にセクハラ的な言動があったとの報告も受けています。したがって、タクシーの単独利用には特に注意が必要です。

もし、女性が単独でタクシーを利用する場合には、

○  流しのタクシーを避け、配車アプリを利用するか、ホテル等に停まっているタクシーを利用する。
○  事前に車両ナンバーもしくはタクシー番号を控える。
○  助手席は避け、後部座席に座る。

等の対策を取ることをお勧めします。
 

 
生活案内(オマーン滞在に役立つ情報はこちら
 

1 教育関係

 オマーンでの子女教育は、日本人会補習授業校の他に、インターナショナル・スクールへの通学などの可能性があります。
 このうち、日本人会補習授業校は、1983年11月に開校した準全日制の学校で、2025年4月現在、児童生徒数6名、教員2名(文部科学省派遣教員1名、現地採用講師1名)で運営されています。

 オマーンのインターナショナル・スクール等諸外国の学校情報については、こちら別ウィンドウで開くを御参照ください。

 日本国の海外教育については、こちら別ウィンドウで開くを御参照ください。
 

 ○教科書のお申し込みについて
 日本の教科書の無償配布を以下の通り行っています。対象となる児童・生徒は、日本国籍を保持し義務教育学齢期であること、在留届を提出していること、将来日本へ帰国し進学又は日本国内で就労する意思を有すること、に該当する方となります。
 教科書申請の受付は、前期分は当該年の前年の9月半ば頃を締切りとして、後期分は当該年の前年の5月半ば頃を締切りとして、申請を受け付けており、配布時期は前期3月~4月頃、後期は9月頃となります(中学生は前期のみ)。申込は在留届を提出している方を対象とした領事メールで御案内します。
これから当地に赴任される方は、必ず日本出国前に(財)海外子女教育振興財団より教科書を入手の上ご持参ください。上記配布のタイミングで、海外間での転居を予定されている方は、必ず赴任先の在外公館での申込手続が必要です。詳しくはこちら
 教科書を入手せずに赴任された場合、追加送付申請を行うこととなりますが、日本からの送料は申請者負担となります。
 

2 医療

 王立病院、大学病院、高級私立病院等では、外国人医師が多く勤務しており、医療設備、医師個人の技量とも一定水準にあるといえます。また当地では、緊急時以外は紹介状がなければ、外国人は無料の公的医療機関を利用することができないため、私立の病院や診療所を利用することとなります。
 たいていの医薬品は入手できますが、薬品のほとんどはヨーロッパ製で、安心して使用することができますが、薬局に在庫が無いときもある為、常備薬、特殊な薬、漢方薬は持参することをおすすめします。

【主要病院一覧】
KIMS Oman Hospital(私立)
[Darsait(ダーサイト)地区]
24788803
24760123(緊急)
Burjeel Hospital (私立)
[Al Khuwair (アル・クウェール地区)]
24399777
Muscat Private Hospital(私立)
[Bawshar(バウシャー)地区]
24592600
Oman International Hospital(私立)
[Ghubrah(グブラ)地区]
24903500
Royal Hospital(国立)
[Bawshar(バウシャー)地区]
24592888
24590491
Khoula(コウラ) Hospital(国立)
[Watayyah(ワタイヤ)地区] 
22501000

 オマーンを含む世界の医療事情については、こちら別ウィンドウで開くを御参照ください。

 

3 その他

○日常生活で必要なものは、ほぼ手に入るものの、日本食は一部を除き入手が困難です。

○オマーン人等を日本に招聘する際等の日本国査証の情報についてはこちら別ウィンドウで開くを御参照ください。

○日本の運転免許証に関する情報についてはこちら別ウィンドウで開くを御参照ください。